『車輪の国、向日葵の少女』プレイ日記4 [ゲーム]
※注意 ネタバレ満載なのでこれからプレイを検討中の方は続きを読まずに今すぐ戻って下さい。8
そろそろ終盤の4章が終わりました。
多分、一番やっかいな罪を背負っているであろうなっちゃんこと夏咲。
この少女とってあまりに過酷な現実が少女の心を壊してしまう。
壊れた彼女には義務がここちのよい牢獄になる。
他の2人もそうですが、この娘達には本当に義務が必要なのか?というのがありますが、冤罪で精神を壊された夏咲だけは事情が違います。
罪で壊れた精神を義務で守る。
解決の糸口が閉ざした心を開かせる事にあるというのが非常に厄介です。
寒い寒いと言い続けている彼女の心に触れれば、それが義務違反になる繋がるというのだからなんとも。
肉体的な物が無いだけで、本質的には彼女の章は陵辱物そのものですね。
見ている側としては作った側への嫌な気持ちが出てしまいます。
こういうシナリオはそれも含めて楽しむ物ですが、ラスト近くの彼女の心の強さを見せた部部が無ければすっきりしなかったでしょうね。
この部分はこの章における最大の見せ場でしょうね。
あくまで法月が主人公に殴りかからせてもいいような場所まで連れて来ているというのに主人公の怒りに任せた…ではなく夏咲に光を当てる見せ方をしています。
向日葵のような笑顔だった少女はどんなに精神を病んでいても最後には向日葵のような笑顔を見せてくれているのです。
結局この章ではタイトルから義務バッチが消えてはいるものの生死不明の状態。
多分最後の章になるであろう5章でどんな結末になるのかが楽しみです。
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