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京四郎と永久の空 最終話 『永遠の空(えいえんのくう)』 [アニメ]

遂に介錯作品集大成『京四郎と永久の空』も最終回を迎えました。

 先週のワルキューからの問いかけ
『それがどういう事か分かっているの?』というのは
くう、自らの消滅だったようですね。
自分がどうなろうと 王子様 ( きょうしろう ) に会いたかったのですね。
最後に助けを求めるくうはちょっと好きになりました。

 今回気になる部分といえばカオンとヒミコの会話部分
『私に教えて欲しいの。あなたの本当の名前を…』
これはどうやら介錯先生によると

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神無月の世界を独立して考えると
漫画の方で補足として入れたオロチシステムと8つの世界
その中の1つが視聴者が姫子千歌音と過ごした神無月の世界
最後の片方の巫女が命を落とすと
世界の弾の入ったリボルバーが回転して次の世界が装填される
これは各オロチが望んだ世界に近い世界になる
ただ神無月で見た世界をオロチ8人も一緒に過ごしてるので
大きく変わった世界にはなりません
一番変わる例は同人で見せたネココの世界魔法少女猫ネココの話かな?

アニメになった神無月世界は誰の世界なのか?
誰がこのシステムを作ったのか?
最終的に何をするためなのか?

ここまでの話が八重螺旋並行世界の神無月の世界
だけど設定ばかり読ませるのも面倒で苦痛でしょうから
この設定は知らなくても良いように書かれています
読んでいる人の想像を奪いたくないと言うのもあります
(想像・創造に関してはアリスのテーマでもあります)

介錯は天使側の話を書くことが多いのですが
永久アリスは数少ない闇側の人たちの話
京四郎は天使サイドの介錯大戦なので
闇の住人のアリス達は出にくいです
デザイン上はせつなに引き継がれていますね。
(アイデアラフの時はウサ耳もあったものがありますし)
完全な答えを決めてしまうと
せっかく視聴者さん読者さんが想像した
姫子と千歌音の世界を殺す事になるのでなかなか難しいのです
でも言えるのは姫子と千歌音が平和に過ごせる世界もあります

八重螺旋並行世界の話は無数にある世界の中の
神無月世界の周りのつかず離れず螺旋を描く8個の世界のみ
他の無数の世界は広がっていくのにこの8個だけは離れない
…ここまでの説明で1個の世界

こういう世界の考え方は介錯の最初の作品
「エンゼルハート」が雑誌の休載によりやむなく終了した時に
若すぎた介錯がキャラ(姫子など)との別れが悲しすぎて
「何とかならないか?本当に何ともならないのか?」という時に生まれています
それと平行世界はくるみの最終巻でほんの少し語っていて
くるみの好きな人はくるみ2式とくるみ弐式の差を比べて
色々と理解していてくれていたりします

神無月の2人は時代が変わろうとも次元が変わろうとも世界が変わろうとも
絶対に見つける絶対に出会うという事です
それは運命の様な2人の意思以外の要素で結ばれるとか安い物ではなく
2人の意思と決意と想いの力で出会っています
多次元世界+輪廻転生なので雛子と千羽も含めて貰えるとありがたいかも
どの世界でも姫子はこの世界の終わりを感じると
無意識に写真とか絵みたいな思い出を残すような行動をしてしまいます
京四郎での2人は神無月の2人より1年関係が進んだ2人という感じで作っています
どの時代でも神=カミ京四郎の世界ではミカが嫉妬するぐらいの関係なのです

忙しすぎて頭が回らないので色々補完しながら考えて欲しいのですが
セブンの脳内設定だと神無月で描けなかった「残された側の巫女のその後」で
ミカは残された悲しみのため性質の変化してしまったこの世界の姫子
青髪の看護婦はすでに死んでしまったこの世界の千歌音
千歌音に会えない悪姫子=ミカがどんな手段を使っても千歌音に会おうとする
別世界から迷い込んだカオン=千歌音に固執するのも元々は姫子だから
姫子が悪い自分自身を超えて千歌音を取り戻す話
最後にミカの服を着た姫子が
姫子と姫子(ミカ)の想いを持ってカオンを助けに行きたかったのですが

カズヤは全てを見てきて理解している男なので
愛に狂った妹を見てられないので命を奪いこの世界から解放し
看護婦千歌音の元に旅立たせた

今回は京四郎なのでこの話は裏の話
なので姫子が自身を乗り越える所のみ残った

どうしてミカがムラクモであり姫子なのかは
想像力を奪う事になるのでそれは考えてみてください
できればミカは殺したくなかったですが

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との事です。
ヒミコ=姫子=ミカであり、カオン=千歌音=看護婦だそうですね。
こんな裏設定は当然わkりませんねw

 もしかするとくうと京四郎も別の姫子・千歌音なのかもしれませんね。
姫子・千歌音は女同士ですから結ばれないわけですが、絶対天使と人のくう・京四郎も結ばれないわけで、きらはと有人も兄弟では結ばれません。

大神ソウマの生まれ変わりと思える大神ジンですが、役割を考えればこれはフェイクでせつながこの役割を担っています。
アリスでも大好きなきらはのために危険なアリスゲームに飛び込むキサがジン様的ですね。
どうやらこういった報われないのに体を張って守ろうとするキャラが出てくるようですね。

 このままではあまりにせつなが報われないのでせつなファンとしてラストを良い方に脳内解釈。
くうを探す旅にでた京四郎とせつなは遂に幼女のくうを探し出したわけですが、格好を見ると時間こそ経っていますが(せつながロン毛なんで)長い旅をしてきたようには見えません。
そこでせつなの中にくうを見た京四郎はせつなと結ばれ子供を儲けます。そしてラストは遊んでいる幼女くうを両親が迎えに行っている…と。
まあ、この場合でも実の子ですから京四郎とくうは恋愛感情では結ばれません。(親子愛としては問題無しですが)

 ネタアニメだったはずのこのアニメも最後はなかなか考えさせる作品だったようです。
鍵姫、神無月、同様にラストで化けるのは介錯作品の真骨頂ですかね。

今日の王子様
くうぅぅ
くるくる回って落下します。
最後でも感動シーンでもギャグを忘れない精神は見上げたものです。


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